【最高】あなたの会社が勝ち抜くたった一つの方法:<ゼロ・トゥ・ワン>

引用:アマゾン

ペイパルマフィアのビジネス創造理論

愛するあなたへ。

あなたはペイパルマフィアをご存じだろうか?

 昔、ペイパルはネットの世界を変えた。

ペイパルは日本ではあまり使われていないが、世界で1億人以上が使用している、ネット決済サービスの先駆けである。

その特徴は、ペイパルが間に入ることで個人事業主でもクレジットカード決済を導入できるようにし、利用者も怪しげなサイトにクレジットカード番号を登録する必要をなくした事だ。

ペイパルの創業に関わったメンバーは、ペイパルを売却した後も多大な成功を収めてシリコンバレーの生ける伝説となっている。

そんな彼らは敬意をこめて「ペイパルマフィア」と呼ばれているのだ。

そしてペイパルのCEOだったのがこの本の著者であるピーター・ティール。

facebookに初めて大型投資した人物で、他にも様々な企業に投資して成功させている怪物だ。

スタートアップ企業が成功する秘訣を彼はこの「ゼロ・トゥ・ワン」で明かしている。

著者経歴

ピーター・アンドレアス・ティール(Peter Andreas Thiel、1967年10月11日 – )は、アメリカ合衆国の起業家、投資家。PayPal(ペイパル)の創業者。シリコンバレーで大きな影響力を持つ「ペイパル・マフィア」の中では、「ドン」と呼ばれている。

引用:wikipedia

独占企業になれ

-完全競争下では長期的に利益を出す企業は存在しない。完全競争の反対が独占だ。-

引用:ゼロ・トゥ・ワン 本文より

ティールの考えは一言でいえば「あなたが支配できる市場を狙え」という事だ。

競争はレッドオーシャンとなり、ライバルとの戦いの中で利益は失われていく。

一方で市場を独占してしまえばブルーオーシャンで余裕を持ってビジネスを続けることができる。

独占するための条件は二つのうちどちらか。

・既存市場に存在しない

・二番手より十倍以上優れたものを提供できる

つまり、ライバルなどいない圧倒的な状態を目指して市場を支配してしまうことだ。

なぜ「0」から「1」を作り出すのか?

独占するためにはライバルがいない市場を見つけなければならない。

 そのために手っ取り早いのが新しいビジネスを創造する事だ。

すでに確立されたビジネスに手を出せば、仕事の手順はわかるかもしれない。

しかしそれは、激しい競争の世界に飛び込むという事だ。

細かな差別化は競争をエスカレートさせる原因にしかならない。

少々長いが、独占と競争に対するティールの考え方を引用しておこう。

-トルストイは『アンナ・カレーニナ』の冒頭にこう綴った。「幸福な家族はみな似かよっているが、不幸な家族はみなそれぞれに違っている」。企業の場合は反対だ。幸福な企業はみな違っている。それぞれが独自の問題を解決することで、独占を勝ち取っている。不幸な企業はみな同じだ。彼らは競争から抜け出せずにいる。-

引用:ゼロ・トゥ・ワン 本文より

 独占すれば幸福な企業に、競争すれば不幸な企業になる。

なんだかこの話は『アレ』に似ていると思わないだろうか?

ビジネス本の名著である「金持ち父さん貧乏父さん」という本に書かれた『ラットレース』だ。

ラットレースから抜け出せない企業はひたすら走り続けて貧乏になっていく。

独占と競争は、まさしくラットレースの話を個人から企業に話を変えた内容になっている。

競争しないことで富と自由が手に入る

 私自身、とあるビジネスでブルーオーシャンを見つけた事で富と自由を手に入れた。

28歳の時に1か月のうちたった1週間働くだけで月収100万円を突破できるようになったのだ。

あとはダラダラとゲームをしたり、ネットサーフィンをするダメ人間生活を送ってもお金には困らなかった。

だが27歳より以前はというと、半年間一日も休まず働いても赤字になり、資金を持ち出しながらビジネスをしていた。

考えられないほど両極端なビジネスを経験した後で気づいたことは、儲からないビジネスを儲かるようにするのは難しい。

ビジネスの土俵を決めるところですでに勝敗は決している可能性があるのだ。

レッドオーシャンに勝算もなく参入しても勝ち目はない。

そして私が1週間で月収100万円を稼ぎ出していた手法はまさに独占的なブルーオーシャンだった。

おそらく日本でも10人ほどしかやっていないビジネス手法だったのではないだろうか?

個人事業でありながら全国で10人前後しかライバルがいないブルーオーシャンで戦えば、当然ながら儲かるのである。簡単に。

ライバルと圧倒的優位性を持って戦っていた。だがそれでも10倍の差というわけではない。せいぜい3~4倍というところか。

それでも個人としては十分に儲ける事ができるのだから、独占してしまえばどうなるかは想像に難くないことである。

模倣せず、創造しろ。

起業といえば既存のビジネスを模倣することから始める人間が多いが、ティールいわくそれではダメだという。

 模倣はレッドオーシャンに飛び込むことであり、独占的に儲けられるブルーオーシャンに進むには自らビジネスを創り出す必要があるのだ。

-小さな違いを追いかけるより大胆に賭けた方がいい

出来の悪い計画でも、ないよりはいい

競争の激しい市場では収益が消失する

販売はプロダクトと同じくらい大切だ。-

引用:ゼロ・トゥ・ワン 本文より

これが起業に向けたティールからのメッセージだ。

もちろん、他にもたくさんの教訓や教えが書いてある。

起業するにあたって方向性を決めるために一読しておいた方がいいだろう。

曖昧な状態で起業してももう遅い。

ビジネスプランは動き出したら止められない。

 土台骨で失敗すれば何もかもうまくいかないのだ。

この本から何が得られるか?

・起業、会社を長期的に成功させるために必要な考え方

この本の欠点

・起業・会社経営をする気のない人間にはあまり役に立たない可能性が高い。

書評まとめ

ビジネスは独占することで長期的な成功を続けられる。

独占的企業を作るために必要な要素が書かれている。

評価

最高

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