なぜ読書は大切なのか? 毎年150冊以上の本を読んでいる私の読書する理由

いまやインターネットを使えばあらゆる情報が手に入る。

ネット猫

インターネットには3つのメリットがある。

「情報の速さ」「網羅性」「無料」だ。

旬の情報にすぐにアクセスでき、ほとんどどんな情報でも手に入る。

インターネットさえあればもはや本を読む必要などない……?

いや、果たしてそうだろうか?

読書の大切さについて、もう20年近く読書を続けている私が答えてみたい。

読書が大切なのは、読書でしか手に入らない知識があるから。

読書大切さ1

インターネットにはすべての情報があるか?

実際のところ、この答えはNOである。

インターネットにある情報の大部分は、初心者向けの情報と思った方がいいだろう。

つまり基本的な情報まではインターネットが役に立つ。

しかしもっと深く知ろうとすれば、本の知識が必要になってくる。(例外として、ネット関連の情報についてはインターネットで深い知識を得られる事が多い)

ではどうして、より深い専門的な知識はインターネットで調べられないのか?
なぜ読書であれば専門的な知識が手に入るのだろう?

それはインターネットにおける書き手の問題がある。

インターネットでは誰でも情報を発信できる。つまり、その分野についてズブの素人でもプロと同じように物知り顔で書けるのである。

その場合、その素人の情報が間違っているかどうかは検索結果で上位表示されるかどうかの基準とならない。

つまり、間違っている情報が検索結果の一番上に出てくる事があるのだ。

一方、なぜ読書が大切なのかというと、書き手についての信用がある程度担保されているからだ。

普通、本を出すのはその分野の専門家だ。

しかも名前を出しているからいい加減な事はできない。

ネットの記事のように、他のネット記事を適当にまとめて「はい、完成」という事をすればその著者の信用問題に発展してしまうのだ。

本の中身に間違いがあればそれがダイレクトに自分の評価に響いてくるわけだから、著者も真剣に本を書かざるを得ない。

情報の正確性、それがまず読書のメリットだと言えるだろう。

だがあなたは「インターネットの情報もほとんどは正しいじゃん」と思うかもしれない。

それはその通り。

インターネットの記事のほとんどが正しいことは疑いようもない。間違いばかりの情報なら、誰も検索しようとはしないだろう。

たまに間違っている程度だから多くの人は目をつむっているのである。

それならネットでもしっかり調べれば問題ないのではないか?

いや、話はそれほど単純ではない。

本に比べれば、インターネットの記事のほとんどは短文だという事も欠点の一つである。

長くてもせいぜい10分くらいの記事に情報がまとめられている。

あなたも、『1時間も読み続けなければいけないページ』は見たことがないだろう。

一方、読書はどうだろう?

基本的に1冊の本を読み切るのに2時間も3時間もかかるのが普通だ。

これもなぜ読書が大切なのかという理由に繋がっている。

1冊の本には、大抵が大きな一つのテーマがある。

その一つのテーマを2時間も3時間も読み続ければ、そのテーマの背景や関連する事実まで理解できる事が多い。(むしろ長すぎて無駄な場合も多いが……)

しかし、10分でまとめられたネット記事には答えが書いてあっても、その背景や関連する事実まで説明する紙幅が足りない。

だからネットの情報だけでは深くまで学ぶことが難しいのだ。

「関連記事」でネットサーフィンしても本にはかなわない。

読書大切さ

でも、とあなたは考えるかもしれない。

「本当にネットで深く学べないの? ただのネット嫌いがそう決めつけてるだけではないの?」という疑り深い意見もあるだろう。

もちろん、ネットでも背景や関連する事実を検索できる

しかも大抵の場合、一つの記事を読み終わった後に『関連記事』が出てくる。

それを読めば事足りるのではないか、とあなたは思うかもしれない。

だがネットでは「情報が別の場所に書かれている」という事が問題なのだ。

その方法では人によって入手できる情報が均一ではなく、虫食い状態になるからだ。

そもそもそのテーマを網羅するために必要な情報が、一つのサイトでは不十分な事もある。

例えばあなたも、Aというサイトで気になるテーマの記事を読み尽くした後、改めてBというブログに行ったらAのサイトでは全然書かれていなかった情報に出会った、という事があるのではないだろうか?

例えば私は一番お得なクレジットカードを探していて、最初のクレジットカードのまとめサイトの記事を読みまくり一番高還元率のクレジットカードに決めた。

しかし、念のため別のまとめを見ると、もっとお得なクレジットカードが紹介されていたのだ!

この原因は、書き手が「何をアフィリエイトしたいか?」によっても変わってくるせいだ。

AのサイトではAのクレジットカードを、BのサイトではBのクレジットカードをアフィリエイトしたければ、それをトップにしたランキングを作るのが一番だ。

ネットの情報は匿名な上に無料である以上、簡単に操作される事になってしまう。

もちろんボランティアで情報発信している人もいるだろうが、残念なことに検索結果の上位を占めるようなサイトはたいてい営利目的だ。

もちろん嘘が書かれているわけではないが、情報が抜けていたり間違ったりする事は珍しくない。

悪質なアフィリエイターにとっては情報の正確さよりも、アクセスが集まる事の方が大事だ。

アフィリエイターとは「情報を伝える」ことが一番の目的ではなく、「広告をクリックしてもらう」ことが一番の目的だから悪質なサイトも出てくるのである。

一方、本の場合は「情報を伝える」ことを一番の目的にしている事が多い。

だからこそ正確で情報の質が高く、そのテーマについての理解が深まるのだ。

ネットで手に入る情報は『問題集の答え』みたいなもの

読書大切さ

ネットの情報も役に立つ。

だが本の知識とは情報の質が違うと思っておかなければならない。

とりあえず答えはわかるが、問題集の答えだけ見ても後日似たような問題でわからなくなる可能性が高い。

それは根本的な問題の解き方を理解していないから。

しかし本には大抵の場合、「なぜそうなるのか?」といった背景まで書いてある。

「答え」ではなく「答えの出し方」を学ぶことができたら、また似たような問題が出た時にも応用できるようになる。

これが読書する事の大切さの一つだと思う。

という風に一方的にネット記事をこき下ろし、読書することを持ち上げたが、実際にはどちらも一長一短ある。

本にも素人のブログ以下の内容の本もあるし、ブログにも素晴らしく考えさせられる記事もある。

だがそれでも「素晴らしい本」と「素晴らしいブログ」に出会った時、より大きな衝撃を受けるのは「素晴らしい本」だと思う。

どんなに良いブログでも、知識の掘り下げる深みには限界があるのかもしれない。

だって本当の良書は、読めば人生が変わるほど素晴らしい。

あなたがもしあまり読書が得意ではなかったとしても、ぜひともそんな本と1冊出会って欲しいと願っている。

最後まで読んでくれてありがとう。あなたが好きです。

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