読書で得られるもの
愛するあなたへ、こんにちは。
ビジネス本ソムリエのナカガワ社長です。
あなたも多かれ少なかれ読書の経験がありますよね?
でもその感想は人それぞれだと思います。
「本なんて役に立たない」と感じるか、「人生が変わった」と感じるかは、世の中にたくさんある【良書】に出会えるかどうかにかかってきます。
ここへたどり着いたあなたは、いい本と出会えていないせいか……ちょっと読書が苦手ではないでしょうか?
この記事では主に【ビジネス書】にターゲットを絞って、「どんな本を読めばいいか」迷っている人へガイドラインを示していこうと思います。
そもそも読書なんて意味あるの? という方はこちら。
今まであまり読書に縁はなかったけど興味があるあなたに役立つこと請け合いです。
もし「今のあなたにマッチする良書」に出会えれば、人生が大きく変わるでしょう。
読書=他人の知識を吸収すること
読書とは、本を読むことです。
では本とは何かというと、「他人の知識」を教えてもらうことです。
小説などは例外ですが、いわゆるビジネス書や専門書といった知識・教養・ノウハウ本に関していえば他人が一生懸命学んで身につけた「深い知識」です。
その本を書いた人が30年、40年かけて学んだ知識を、あなたは2時間で吸収することができるわけです。
もちろん、本の中にはその著者の30年分の知識のすべてが詰まっているわけではないでしょう。
しかし、たとえ著者の知識の1%だけしか本で学べないとしても約80日分の知識がたったの2時間で学べるわけです。(30年の1%)
これほど効率的に学べるツールが他にあるでしょうか?
ぜひとも深い知識が学べる本を手に取ってみてください。
あなたの知りたい分野についての本を読めば、必ずいくつもの気付きがあるはずです。
読書は人を大きく成長させるために誰しもができる自己投資なのです。
読書に挫折する理由
「でも、どんな本を読めばいいのかわからない……。」
「本を読もうとしてもすぐに挫折しちゃう……」
そんな人も多いですよね。
もしかしてあなたもその一人でしょうか?
まず大事なのは「読書すべきだから読書する」ではいけません。
読書といっても本というのは千差万別。百科辞典から漫画までありとあらゆる種類の本があるわけです。
例えば国語辞典をあなたは読んでみたいと思いますか?
私なら数ページで挫折してしまいます。きっとあなたも同じだと思います。
読書というのはどんな本でも読めるものではありません。
私は読書が好きですが、国語辞典のように途中で挫折する本に出会うことはよくあります。
例えば、専門用語が多すぎて何を言っているかわからないもの、著者が何を言いたいのかわからないもの、著者の言いたいことはわかるけど内容がメチャクチャなこと……(例えば「世界は宇宙人によって既に支配されている!」など)
読書するために重要なことは二つ。
その本の内容に興味があるかどうか。
読んでいて理解でき、共感できるかどうか。
本を読み切れるかどうかは、あなたが選んだ本の内容やテーマに興味があり、著者の言葉にあなたが納得できるかどうかなんです。
読書は、あなたが読みたい本を選ぶのがベストです。
あなたが興味のあるテーマ、興味のあるジャンルは何ですか?
本屋やAmazonをのぞいてみれば、なにかしら「お?」と気になるジャンルやタイトルが見つかるです。
気になるタイトルがあったら、そこで初めて誰かのレビューなども気にして評価の高そうなモノを選びましょう。
その本を読んだ人は、あなたと同じく「その本が気になった人」です。
いわばあなたと感覚が近い人ですから、その人達のレビューはとても参考になりますよ。
それでも何を読めばいいか分からない人へ
「なるほど、言いたいことはわかった。興味のある本を読めばいいんだな。それで? 俺は何を読めばいいんだ?」
そんなアメリカナイズなあなたの問いにもビジネス本ソムリエならお答えできます。
まずもっと突っ込んだ内容を書いていきましょう。
本には難易度があります。
本に「難易度:★★★★★(超難解)」と書いてあるわけではないですが、実はタイトルや内容紹介などを見れば難易度はそれなりにわかります。
タイトルや内容紹介が専門用語だらけなら難易度が高く、逆に何となく内容もイメージできそうな本であれば、難易度は低いでしょう。
例えば次の本を比べてみて、どちらを読みたいと思いますか?
ぜひこの2冊のリンクを飛んで中の紹介文まで読んでみて下さい。
あなたがデジタルマーケティングの分野に興味がある人でない限り、「スターバックス成功物語」の方に興味をそそられたのではないでしょうか?
なぜならあなたにとってスターバックスは、デジタルマーケティングより身近な存在で、しかもカフェ業界で成功した企業であることも知っているからです。
つまりあなたの人生にはデジタルマーケティングより、スターバックスの方が関係があるのです。
難易度の高い本=専門性の高い本=ほとんどの人に関係のない本
難易度の低い本=普遍的・一般的な本=ほとんどの人に関係のある本
難易度の低い本とは、言い換えれば大多数の人にとって何かしら関係のある本です。
人間誰しも成功したい、お金持ちになりたいといった感情があると思いますが、ビジネス書がそういう本であふれているのは、世の中のほとんどの人がそう思う部分だからです。
自分に関係があるから興味が出る。
自分に関係がなければ興味がない。
これは本に限らず、人生を通して何事もそうだといえるかもしれません。
だからまずは自分の感情や仕事、人生に関係のある本を探してみましょう。
きっとそうすれば、「読んでよかった」と思える本が見つかるはずですよ。
それでは今日はこのへんで。
最後まで読んでくれてありがとう。あなたが好きです。