年収が高い人ほど本を貪欲に読む
愛するあなたへ。
最近、「読書にどんな効果があるのか?」を調べることに熱中しているナカガワ社長です。やっぱ読書ってメリットだらけなんだね。最高じゃん、うん。
さて、昨日も「成功者の多くが読書家だ」という記事を書いたんですが、今回は「実際お金持ちは一体どれぐらい本を読んでいるの?」という疑問に答えるべく色々調べてきました。
ちなみに昨日の記事はこちら。
まずお金持ちは読書家というけど、「月に何冊読むのか?」という話。
雑誌「PRESIDENT」が独自に行ったネットアンケートによれば、
月に4冊以上本を読むと答えた割合
- 年収1500万円以上:34.6%
- 年収800万円台:17.8%
- 年収500万円台:17%
という結果になったそうです。
年収1500万円以上の人は「月に4冊以上本を読む割合」が、年収800万円以下のほぼ倍です。
このデータを見れば誰だって読書と年収に何らかの相関関係があるんじゃないか、と疑いたくなりますよね。そこでどんどん他のデータも調べてみました。
例えば日経新聞が2009年に行った調査。
「年収800万円以上の人は本代(月額購入費)は2,910円、400-800万円:2,557円、400万未満:1,914円であり、読書量は年収に正比例する。」
↑のように、年収が下がるほど本にかける費用は下がってます。とはいえ、本の購入費なので「収入が低いから本を買う余裕がないだけじゃないの?」とか思ったりもしますが。
そんな風に疑いながらさらに調べていくと、純粋に本を読んでいるかどうかという調査でもお金持ちほど本を読んでいる事実が発覚。
アメリカの「Business Management Degree」での調査によればお金持ちと貧乏な人でハッキリ明暗が分かれています。
・お金持ちの88%が1日30分以上ビジネス書などを読む(「年収300万以下層」は2%)
・お金持ちの86%が読書家である(「年収300万以下層」は26%)
・お金持ちの63%が移動時間にオーディオブックを聴いている(「年収300万以下層」は5%)
な、なるほど……。段々と「読書はやっぱりいいんじゃないか?」と思えてきました。
ちなみにオーディオブックというのは本を朗読した音声データのことで、本の朗読を聴けるサービスです。
日本ではAmazonの「Audible(オーディブル)」、FeBeの二つが有名ですね。
ちなみに私もFeBeを利用しています。
車の運転中や歩いている時など、頭はヒマだけど身体は動いている時はiPhoneの純正イヤホンを使ってよくこれを聴いています。車で音楽を何となく聴いているより、オーディオブックを聴く方がずっと学びがあるし成長できます。
しかもスマホのFeBeのアプリには倍速機能も付いているので、自分の耳に合わせた朗読スピードが設定可能。デフォルトの朗読スピードはかなりゆっくりなので私は2.8倍速ぐらいで聴いています。
ちなみにここ最近聴いたのはこの本。
42歳で急逝した伝説の営業マン『甲州賢』について書かれた伝記なんですが、私のような凡人に比べると努力量と行動量が半端ないです。「こんなに全力でやればそりゃ早死にしちゃうよ……」という失礼な感想を抱いてしまいました。凄すぎてマネできないです。
全部はマネできないですが、思わず「なるほど、その通りだ。勉強になったなぁ」と学べる部分も数多く出てきますのでオススメの1冊です。
ちなみにamazonのオーディブルについて私は利用していないので具体的なサービス内容はあまりわかりません。
ただ彼女が利用していたので多少は知っています。
まず料金システムから違って、FeBeは1冊1冊買い切りのシステムですが、オーディブルは月額1500円で本が聞き放題になるサービスです。
実際にオーディブルを利用していた彼女の感想としては、本のラインナップがいまいちだとの事……。軽く見せてもらいましたが確かに本の種類は少なかったです。
とはいえ月額1500円で聴き放題は魅力的ですけどね。安いと思います。
ただ解約したら聴けなくなることもあって、私は買い切り型のFeBeにしました。
とはいえオーディブルは1か月無料のお試し期間があります。(amazonプライム会員限定)
お金持ちの多くが実践している(そして低年収層の多くは実践していない)オーディオブックを体験してみたい方は、とりあえずオーディブルを試してみてもいいかもしれませんね。
でも個人的にはやっぱりFeBeがオススメですけど。(今は外出が減って解約しましたが、プレミアム会員でめちゃくちゃ利用していたヘビーユーザーからの偏ったオススメ)
さて話が多少脱線してしまいましたが、お金持ちは耳でも聴こうとするほど読書を大事にしているようです。
さらに、PRESIDENTの最初のアンケートによれば、「お金持ちは読んだ本や内容について話す相手がいる」のも特徴だそうです。
アウトプットすることも重要なファクターなのかもしれません。
ここまでで、「お金持ちには読書する人が多い」という傾向は理解してもらえたと思います。
さて、それではいったん視点を変えましょう。
ここ日本では、一体何%ぐらいの人が読書をしているのでしょうか?
文化庁の「国語に関する世論調査」では、全国の16歳以上の男女3000人を対象に実施していますが、それによると、マンガや雑誌を除く1カ月の読書量は、
「1、2冊」と回答したのが34・5%、
「3、4冊」は10・9%、
「5、6冊」は3・4%、
「7冊以上」が3・6%だったのに対し、
「読まない」との回答が最も多く、47・5%に上った。
という調査結果が出ています。
なぜか日本人の約半分は、ビジネス書はおろか小説すら読まないのです。
しかも実際のところ、ビジネス書や専門書よりも小説の方が圧倒的に読んでいるでしょうから、ビジネス書を読んでいる人なんて一体どれだけいるのでしょうか……。
少なくともこの数字以上になることはありませんので、この数字の半分もいればいい方ではないでしょうか。
お金持ちほど読書をしている、という事実を知った今ではなんかもったいなく感じますよね。
ここでさらに突っ込んだデータもあります。
富裕者層向けメディア「ゆかしメディア」が30代で年収3000万円の人を311人調査したところ、平均的な年収の人と30代年収3000万円以上の人では38倍も読書量に差があったそうです。
以下、引用。
20代30代のビジネスパーソン平均が月0.26冊で、30代年収3000万円の人の平均が月9.88冊。その差は38倍です。劇的に違う習慣といえます。
やはりお金持ちはよく本を読むそうです。
その年収3000万円の人の読書の内訳は以下の通り。
月に10冊以上の本を読む層が全体の39.3%。月4~9冊が17.0%。月1~3冊が27.7%。0冊が16%となっています。
中でも面白いな、と思ったのは本を読む量の割合。
さっきのPRESIDENTの調査では年収1500万円以上の人で月に4冊以上本を読むのは34.6%でしたが、年収3000万円になると月に10冊以上読む人が39.3%になっています。
まるで読書量と年収が比例するみたいに見えませんか?
ちなみに月4冊以上本を読む年収3000万円の人は56.3%で、6割弱の人が月に4冊以上も読んでいるそうです。
年収3000万円の仕事をしている人はそれだけ責任があって大変な仕事をしているでしょうから、忙しい中でそれだけ読書をする時間を作れるのは凄いですよね?
実はそこにカラクリがあるようです。また同じ記事からの引用です。
読書の実態として、数が多いですから、すべての本をきっちり最初から最後まで読むわけではないようです。本のなかで必要な部分だけをきっちり読み込むパターン。飛ばし読みをしていくパターン。必要な情報だけを読む、資料読みパターン。このようなパターンの読み方があるので、すべてがすべて熟読しているわけではないようです。
まあ当然、隅から隅まで読んでたら時間が足りません。
そこでお金持ちの人たちは読書も、重要な部分だけ集中して読んでいるようです。
この考え方には私も大賛成で、TIME SHOPの「選書&解説サービス」ではそれを最大限効率化して、お金持ちと同じように読書にかける時間を短縮しています。
読書の時間を取れない、どんな本を選べばいいかわからないという悩みは多いものです。貴重なあなたの時間を無駄にしてしまわないよう、ぜひ興味があれば覗いてみてくれると嬉しいです。
さて、そろそろまとめましょう。
結論:年収が高い人ほど読書を大事にしている
上で示した様々なデータが表す通り、年収は読書量に比例するように上がっていきます。
ここに挙げたのはあくまでデータでしかないので「なぜ読書すれば年収が上がるのか?」という理由についてはハッキリ言えませんが、あらゆる場面で読書がジワジワと効果を発揮しているようです。
あなたもお金持ちや成功者の仲間入りしたいのであれば、ぜひとも読書を習慣にしてみてはいかがでしょうか?
TIME SHOPではそんなあなたをお手伝いします。
忙しくて読書できないあなたも、TIME SHOPの「選書&解説サービス」を使えば驚くほど短時間で本の濃厚な知識に触れることができますよ。
興味があればページだけでも覗いてみてはいかがでしょうか?
ではでは、この辺で。
最後まで読んでくれてありがとう。あなたが好きです。