最高のリーダーを目指すために学ぶこと:<世界のエグゼクティブが学ぶ 誰もがリーダーになれる特別授業>

引用:アマゾン

リーダーとなるためのメソッドは「行動」だ。

愛するあなたへ。

この<世界のエグゼクティブが学ぶ 誰もがリーダーになれる特別授業>は優れたリーダーになる行動指針を与えてくれる。

それは一言で言ってしまえば、「行動と挑戦」に自分を駆り立てることだ。

リーダーになるための唯一の方法は、リーダーとして行動する事である。

 優れたリーダーとなるために行動の結果から学ぼう。

著者経歴

ハーミニア・イバーラ。ハーバード・ビジネス・スクールで13年間教鞭をとった後、2002年にINSEAD教授に就任。INSEADは著名な国際ビジネススクールで、フィナンシャル・タイムズ紙の2015年グローバルMBAランキングで第4位に挙げられている。ロンドン・ビジネス・スクールの客員教授も務める。

イバーラはキャリア開発、組織変革、リーダーシップ開発、女性のキャリアを専門とし、世界中のエリートたちが彼女の授業や講演を聞きに集まってくる。2015年、世界で最も影響力のある経営思想家を選出する「Thinkers50」で第8位に選ばれた。

引用:タイトル・モリ エイジェンシー

リーダーとは、会社に変化をもたらす時にのみ必要となる。

言われるまで意外と気づかない事実だ。

実はいつもの決まりきった業務をこなす時、優れたリーダーはまったく必要ではない。

日常業務は平凡な社員だけでも実行可能なのだ。

ではリーダーの役割は何か?

 それは会社に変化を起こして成功を導くことである。

決まりきった日常業務を1%効率化しようとするだけでも、いつもと違う仕事の手順・考え方が発生してくる。

すると慣れたやり方で仕事ができない社員たちは戸惑い・反発するだろう。

そんな彼らをまとめ上げ、社員たちの戸惑いを解決しながら1%効率化を達成する。

 その改革に必要不可欠な存在、それがリーダーだ。

リーダーとして優秀になるには、様々な要素がある。

 この本を読みながら冷や汗が止まらなかった。

私にはリーダーの素質がないのかもしれないと考えてしまう。

というのも、私は人間関係を広げるのが苦手なのだ。

人と会う時は楽しく歓談する事はできるのだが、定期的な連絡を入れるという事ができない。連絡しないから簡単に疎遠になってしまう。

 だが個人でやることには限界があるものだ。

会社というのは優秀なビジネスマン一人の経営よりも、平凡な経営陣数人の経営の方がうまくいくことも多い。

それは一人では思いつかないアイデアが他の人間から出てくるからだ。

優秀なリーダーというのは「コスト1%削減」という目標を決めたとして、その方法まで自分ですべて考える必要がない。

 「じゃあコスト1%削減のための方法をみんなで考えよう」という風にすればいいのである。

それで、出た意見の中で一番いい方法を採用する。

それが優秀なリーダーの仕事だ。

例えば100人友人を作って「いま仕事がこんな風に行き詰ってるんだけどさ……」と愚痴をこぼせば、各分野の知見を集結した知恵が100個集まるだろう。

だから人間関係を広げる事が重要なのである……と偉そうに言いながらも、私もそれは苦手なのである。わかってはいるのだが。

とりあえず一人でも二人でもいいから気が合うビジネス仲間を作ってみようと思えた次第だ。

もちろん、人間関係を広げることだけがリーダーの責務ではなく、それはほんの一部に過ぎない。

仕事の新しいやり方を創造したり、リーダー自身が新しい自分にならなければならない。

なので優秀なリーダーになるための素養を学びたい人は、この本をザッと目を通して自分ができていない部分があるかに着目してみるといいだろう。

優秀なリーダーは誰よりも積極的だ。

あなたは平凡なリーダーになりたいか?

それとも優秀なリーダーになりたいか?

仮に平凡なリーダーでもいい。

しかし自分が優秀でない理由を、部下や会社の態勢など他の責任にする無能リーダーにはならないで欲しい。

もしもリーダーであることに耐え切れなくなればいさぎよく後進に席を譲ろう。

だがきっとあなたなら一流のリーダーになれる。

一番大切な教訓は、リーダーとしてうまく行動できない理由は自分の中に見つけること。

外部要因の影響があろうとも、プロフェッショナルは責務を100%果たすことができる。

大丈夫、そのための方法はここに書いてある。

この本を読んだらとにかく積極的に行動しよう。

 優秀なリーダーは行動の中からしか生まれないのだから。

この本から何が得られるのか?

優秀なリーダーになるために必要な要素の知識

リーダーのための行動指針を与えてくれる

一流のビジネスマンであれば必要なスキルである。

この本の欠点

リーダーの一部分を描いているだけに過ぎないようにも感じる。

世界には様々な一流リーダーがいるが、この本で取り上げているリーダー論はその中の一部だけのように感じた。

しかしそれでもリーダー及び一般的ビジネスマンに共通する普遍的な部分もあり、読んで損はない本だろう。行動から学ぶのが唯一の方法というのはその最もたるものである。

この本だけではなく、他のリーダーシップ論について書いた本を読むことで知識の偏重は回避できる。

書評まとめ

一流のリーダーになる要素を解説してくれている。

まだリーダーではないビジネスマンも一読の価値あり。

自分の世界の広げ方、積極的な行動の起こし方の勉強になる。

経営者、幹部、チームリーダーにおすすめ。

評価

そこそこ